1級管工事（熱負荷）

1.

平成２５年度Ａ[問題　No.１９]熱負荷に関する記述のうち、適当でないものはどれか。

⑴二重サッシの場合、プラインドは窓ガラスの室内側に設けるより、窓ガラスの中間に設ける方が遮へい効果が高い。

⑷暖房負荷計算において、一般に、土間床・地中壁からの熱負荷は無視する。

⑵冷房計算用の外気温度としてTAC温度を用いる場合は、超過確率を大きく取るほど、設計外気温度は低くなる。

⑶冷房負荷の計算では、日射などの影響を受ける外壁からの熱負荷は、時間遅れを考慮する。

2.

令和３年度Ａ[問題　No.１８]熱負荷に関する記述のうち、適当でないものはどれか。

⑵壁体の構造が同じであっても、壁体表面の熱伝達率が大きくなるほど、熱通過率は大きくなる。

⑴実効温度差は、外壁面全日射量、外壁日射吸収率、外壁表面熱伝達率等の要因により変わる。

⑷暖房負荷計算では、外壁の負荷は、一般的に、実効温度差を用いて計算する。

⑶暖房負荷計算では、暖房室が外壁に面したドアを有する場合、隙間風負荷を考慮する。

3.

平成２９年度Ａ[問題　No.１８]熱負荷に関する記述のうち、適当でないものはどれか。

⑶冷房負荷の計算においては、南側の外壁の負荷は、一般的に、内外温度差を用いて計算する。

⑷冷房負荷の計算においては、一般的に、土間床、地中壁からの熱負荷は無視できる。

⑵暖房時におけるすきま風負荷は、玄関まわりや地下工ントランス部については考慮すべきである。

⑴冷房時における人体からの発生熱量は、温度が上がるほど顕熱が小さくなり、潜熱が大きくなる。

4.

令和元年度Ａ[問題　No.１８]熱負荷に関する記述のうち、適当でないものはどれか。

⑷外気に面したドアを有する空調対象室において、ドアからの隙間風を考慮する場合は、隙間風量を換気回数法により算定してよい。

⑵暖房負荷計算では、一般的に、土間床、地中壁からの熱負荷は見込まなくてよい。

⑴サッシからの隙間風負荷は、導入外気量と排気量を調整し、室内を正圧に保つことが期待できる場合、見込まなくてよい。

⑶人体負荷は、室内温度が変わっても全発熱量はほとんど変わらないが、温度が上がるほど顕熱量が小さくなり、潜熱量が大きくなる。

5.

平成２１年度Ａ[問題　No.１５]熱負荷に関する記述のうち、適当でないものはどれか。

⑴暖房負荷計算において、一般に、土間床・地中壁からの熱負荷は無視する。

⑷実効温度差は、壁体断面構成、外壁表面の全日射量、外気温度、時刻などにより変わる。

⑶人体負荷は、室内温度が変わっても全発熱量はほとんど変わらないが、温度が上がるほど顕熱が小さくなり、潜熱が大きくなる。

⑵冷房負荷計算において、ガラス面からの熱負荷は、室内外の温度差によるガラス面通過熱負荷と、透過する太陽放射によるガラス面日射負荷とに区分して計算する。