1級管工事（下水道）

1.

令和３年度Ａ[問題　No.２７]下水道に関する記述のうち、適当でないものはどれか。

⑵流域下水道は、二以上の市町村の区域からの下水を排除又は処理する下水道で、終末処理場を持っているものをいう。

⑴管きょ底部に沈殿物が体積しないように、原則として、汚水管きょの最小流速は、0.6[m/s]以上とする。

⑷分流式の下水管きょにおける最小口径は、一般的に、汚水管きょでは200mm、雨水管きょでは250mmである。

⑶管きょは、固形物の停滞を防ぐために、流量が大きくなる下流ほど勾配が急になるようにする。

2.

令和４年度Ａ[問題　No.２７]下水道に関する記述のうち、適当でないものはどれか。

⑷取付管は、本管の中心線から上方に取り付ける。

⑵管きょの管径が変化する場合の接合方法は、原則として水面接合又は管頂接合とする。

⑴伏越し管きょ内の流速は、上流管きょ内の流速より遅くする。

⑶雨水管きょ及び合流管きょの最小管径は、250mmを標準とする。

3.

平成２４年度Ａ[問題　No.２７]下水道に関する記述のうち、適当でないものはどれか。

⑷軟弱地盤等において、マンホールと管きよとの不同沈下が想定される場合には、接続部分に可とう性をもたせる。

⑵雨水を排除すべき排水設備は、多孔管その他雨水を地下に浸透させる機能を有するものとすることができる。

⑶下水道本管に取付管を接続する場合は、他の取付管から1m以上離す。

⑴処理区域内において、くみ取便所が設けられている建築物を所有する者は、公示された下水の処理を開始すべき日から5年以内に水洗便所に改造しなければならない。

4.

平成２９年度Ａ[問題　No.２７]下水道管きょに関する記述のうち、適当でないものはどれか。

⑵分流式の汚水管きょは、合流式に比べれば小口径のため、管きょの勾配が急になり埋設が深くなる場合がある。

⑴合流式の下水道管きょでは、降雨規模により、処理施設を経ない未処理の下水が公共用水域に放流されることがある。

⑶取付管は、管きょ内の背水の影響を受けるため、本管の管頂から左右90度の位置に水平に設置する。

⑷汚水管きょの段差接合において、段差が0.6 m以上ある場合は、原則として、副管を使用する。

5.

平成２０年度Ａ[問題　No.２７]下水道の汚水管きょ内の流速に関する文中、A,Bに当てはまる数値の組合せとして、適当なものはどれか。汚水の流速は、計画汚水量に対し、管きょ底部に汚物が沈殿しないように、最小流速をAm/sとし、また、管きょやマンホールを損傷しないように、最大流速はBm/s程度とする。

(A)　　　(B)

⑴0.6　　　3.0

⑷1.5　　　5.0

⑶1.5　　　3.0

⑵0.6　　　5.0