令和3年度B[問題 No.23]

令和3年度B[問題 No.23]

[問題 No.23]公共工事における施工管理等に関する記述のうち、適当でないものはどれか。
適当でないものは二つあるので、二つとも答えなさい。

⑴仮設、施工方法等は、工事の受注者がその責任において定めるものであり、発注者が設計図書において特別に定めることはできない。

⑵工事材料の品質は設計図書で定められたものとするが、設計図書にその品質が明示されていない場合は、均衡を得た中等の品質を有するものとする。

⑶工事原価は共通仮設費と直接工事費を合わせた費用であり、現場従業員の給料、諸手当等の現場管理費は直接工事費に含まれる。

⑷総合試運転調整では、各機器単体の試運転を行うとともに、配管系、ダクト系に異常がないことを確認した後、システム全体の調整が行われる。

令和3年度B[問題 No.23]解答

⑴適当ではない。
仮設、施工方法等については、約款及び設計図書に特別の定めがある場合を除き、受注者がその責任において定める。

⑵適当である。

⑶適当ではない。
一般に、工事原価とは、共通仮設費と直接工事費を合わせた純工事費に、現場作業員人件費、事務用品費等の現場を運営するために必要な現場管理費を加えたものである。

⑷適当である。

正解:⑴⑶