1級管工事（アンカーボルト）

1.

平成２５年度Ｂ[問題　No.９]機器の基礎及びアンカーボルトに関する記述のうち、適当でないものはどれか。

⑴少量の現場練りコンクリートの調合(容積比)は、セメント1、砂2、砂利4とする。

⑵大型ガス直だき吸収冷温水機は、基礎コンクリート打込み後適切な養生を行い、10日経過した後に据え付ける。

⑷ガラス管式接着系アンカーの施工は、躯体穿孔、切粉等除去、カプセル挿入、アンカーポルト打込みの順序で行う。

⑶屋上設置の飲料用タンクの基礎は、コンクリート基礎高さ300mmと鋼製架台100mmの高さとする。

2.

平成２７年度Ｂ[問題　No.９]アンカーボルトに関する記述のうち、適当でないものはどれか。

⑶振動を伴う機器の固定は、ナットが緩まないようにダブルナットとし、増し締め後に確認のマーキングを行った。

⑷あと施工の接着系アンカーボルトは、下向き取付けの場合、あと施工の金属拡張アンカーボルトに比べて許容引抜き力が大きい。

⑵あと施工の金属拡張アンカーボルトは、おねじ型よりめねじ型の方が、許容引抜き力が大きい。

⑴アンカーホルトは、それに加わる引抜き力、せん断力及びアンカーホルトの本数から、ポルトの径及び埋込み長さを決定した。

3.

平成２９年度Ｂ[問題　No.１０]アンカーホルトに関する記述のうち、適当でないものはどれか。

⑶アンカーボルトの径及び埋込み長さは、アンカーホルトに加わる引抜き力、せん断力及びアンカーボルトの本数などから決定する。

⑵あと施工のメカニカルアンカーボルトは、めねじ形よりおねじ形の方が許容引抜き力が大きい。

⑷アンカーボルトの埋込み位置と基礎縁の距離が不十分な場合、地震時に基礎が破損することがある。

⑴あと施工のアンカーボルトにおいては、下向き取付けの場合、金属拡張アンカーに比べて、接着系アンカーの許容引抜き力は小さい。

4.

平成２８年度Ｂ[問題　No.９]機器の基礎及びアンカーホルトに関する記述のうち、適当でないものはどれか。

⑷あと施工アンカーボルトは、基礎コンクリートの強度が、規定以上であることを確認してから打設した。

⑵チリングユニットで防振基礎とする場合は、耐震ストッパーを設ける。

⑴コンクリートを現場練りとする場合、調合(容積比)はセメント1、砂2、砂利4程度とする。

⑶アンカーポルトは、J形より許容引抜き荷重が大きいL形を用いた。

5.

令和元年度Ｂ[問題　No.１０]機器の据付けに関する記述のうち、適当でないものはどれか。

⑵防振基礎に設ける耐震ストッパは、地震時における機器の横移動の自由度を確保するため、機器本体との間の隙間を極力大きくとって取り付ける。

⑶あと施工アンカーの設置においては、所定の許容引抜き力を確保するため、使用するドリルにせん孔する深さの位置をマーキングして所定のせん孔深さを確保する。

⑴貯湯タンクの据付けにおいては、周囲に450mm以上の保守・点検スペースを確保するほか、加熱コイルの引抜きスペース及び内部点検用マンホール部分のスペースを確保する。

⑷天井スラブの下面において、あと施工アンカーを上向きに設置する場合、接着系アンカーは使用しない。