1級管工事（ボイラ）

1.

平成２１年度Ａ[問題　No.３８]ポイラに関する記述のうち、適当でないものはどれか。

⑵鋳鉄製ポイラは、分割搬入が可能で、鋼板製に比べ耐食性に優れ、高圧蒸気用に適している。

⑴小型貫流ポイラは、保有水量が少なく始動時間が非常に短いが、高度な水処理を要する。

⑶安全弁は、ポイラ内の圧力が所定の圧力を超えた場合に、蒸気又は温水を噴出して圧力を降下させるものである。

⑷逃し弁は、ポイラ内の圧力が所定の圧力を超えた場合に、温水を噴出して圧力を降下させるものである。

2.

令和４年度Ａ[問題　No.４０]ボイラー等に関する記述のうち、適当でないものはどれか。

⑴小型貫流ボイラーは、単管又は多管によって構成されており、保有水量が少ないため予熱時間は短いが、高度な水処理を必要とする。

⑶炉筒煙管ボイラーは、負荷変動に対して安定性があり、水処理は比較的容易であるが、保有水量が多いため、予熱時間は長くなる。

⑵鋳鉄製ボイラーは、材料の制約上、高温・高圧・大容量ものは製作できず、法令により温水ボイラーの圧力は0.5MPa、温水温度は120℃までに制限されている。

⑷真空式温水発生機は、胴内を加圧状態に保持しながら水を沸騰させ、胴内に内蔵した熱交換器等に伝熱する構造である。

3.

平成２７年度Ａ[問題　No.３９]ポイラー等に関する記述のうち、適当でないものはどれか。

⑷鋳鉄製ポイラーは、分割搬入が可能で、鋼鈑製に比べ耐食性に優れている。

⑴真空式温水発生機は、耐久性が高いが、小型貫流ポイラーに比べ高度な水処理を要する。

⑶小型貫流ポイラーは、保有水量が少ないため、起動時間が短い。

⑵炉筒煙管ポイラーは、保有水量が多いため、起動時間が長い。

4.

令和２年度Ａ[問題　No.３８]ボイラー等に関する記述のうち、適当でないものはどれか。

⑷炉筒煙管ボイラーは、胴内部に炉筒（燃焼室）と多数の煙管を配置したもので、胴内のボイラー水は煙管内を通過する燃焼ガスで加熱される。

⑶真空式温水発生機は、運転中の内部圧力が大気圧より低いため、「労働安全衛生法」におけるボイラーに該当せず、取扱いにボイラー技士を必要としない。

⑵鋳鉄製ボイラーは、鋼製ボイラーに比べて急激な温度変化に弱いが、高温、高圧、大容量のものの製作が可能である。

⑴ボイラー本体は、ガスや油の燃焼を行わせる燃焼室と、燃焼ガスとの接触伝熱によって熱を吸収する対流伝熱面で構成される。

5.

平成２４年度Ａ[問題　No.３８]ポイラに関する記述のうち、適当でないものはどれか。

⑵真空式温水発生機本体内の圧力は、大気圧以下である。

⑷炉筒煙管ポイラは、小型貫流ポイラに比べて、高度な給水処理が必要である。

⑴鋳鉄製の温水ポイラの最高使用圧力は、0.5MPaである。

⑶炉筒煙管ポイラは、保有水量が多いので予熱時間が長い。