1級管工事（伝熱）

1.

平成２１年度Ａ[問題　No.９]図のような固体壁の両側の流体間の熱伝達における熱通過率$(K)$として、正しいものはどれか。ただし、壁1、壁2の熱伝導率、厚さ及び表面熱伝達率は、$λ_{1}$、$L_{1}$、$α_{1}$、及び$λ_{2}$、$L_{2}$、$α_{2}$とする。

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⑷$K=\frac{1}{\frac{1}{α_{1}}+\frac{L_{1}}{λ_{1}}+\frac{L_{2}}{λ_{2}}+\frac{1}{α_{2}}}$

⑵$K=\frac{1}{α_{1}}+\frac{L_{1}}{λ_{1}}+\frac{L_{2}}{λ_{2}}+\frac{1}{α_{2}}$

⑶$K=\frac{1}{α_{1}+\frac{λ_{1}}{L_{1}}+\frac{λ_{2}}{L_{2}}+α_{2}}$

⑴$K=α_{1}+\frac{λ_{1}}{L_{1}}+\frac{λ_{2}}{L_{2}}+α_{2}$

2.

平成２０年度Ａ[問題　No.７]伝熱に関する記述のうち、適当でないものはどれか。

⑶固体壁とこれに接する流体間における熱伝達による熱の移動量は、固体の表面温度と周囲流体温度との差に比例する。

⑴固体内部における熱伝導による伝熱量は、その固体内の温度勾配に比例する。

⑵熱放射により伝熱されるエネルギー量は、物体の絶対温度の4乗に比例する。

⑷固体壁の両側の流体間における熱通過による熱の移動量は、固体壁の厚さに反比例する。

3.

平成２７年度Ａ[問題　No.８]伝熱に関する記述のうち、適当でないものはどれか。

⑷自然対流は、流体温度の異なる部分の密度の差により、上昇流と下降流が起こることで生しる。

⑵固体壁とこれに接する流体の伝熱を、熱伝達という。

⑶固体壁両側の流体間の熱通過による熱移動量は、固体壁の厚さに反比例する。

⑴熱放射は、物体が電磁波の形で熱エネルギーを放出・吸収する現象である。

4.

令和３年度Ａ[問題　No.８]伝熱に関する記述のうち、適当でないものはどれか。

⑴強制対流熱伝導とは、外的駆動力による強制対流時の流体と壁面の間の熱移動現象をいう。

⑷熱放射は、電磁波によって熱エネルギーが移動するため、熱を伝える物質は不要である。

⑶固体壁両側の気体間の熱通過による熱移動量は、気体の温度差と固体壁の面積に比例する。

⑵固体内の熱移動には、高温部と低温部の温度差による熱伝導と放射による熱伝達がある。

5.

令和２年度Ａ[問題　No.８]伝熱に関する記述のうち、適当でないものはどれか。

⑶物体から放出される放射熱量は、その物体の絶対温度の４乗に比例する。

⑵自然対流は、流体の密度の差により生じる浮力により、上昇流や下降流が起こることで生じる。

⑴等質な固体壁内部における熱伝導による熱移動量は、その個体壁内の温度勾配に比例する。

⑷固体壁表面の熱伝達率の大きさは、固体壁表面に当たる気流の影響を受けない。