1級管工事（冷却塔）

1.

平成２２年度Ａ[問題　No.３９]開放形冷却塔に関する記述のうち、適当でないものはどれか。

⑵冷却塔の入口水温と出口水温の差をアプローチと呼ひ、一般に、5℃前後としている。

⑶冷却水系のスケールは、硬度成分が濃縮し塩類が析出したもので、プローダウン等によりその発生を抑制できる。

⑷冷却水系のスライムは、細菌等の微生物か土砂等を巻き込んで泥状塊となったもので、対策として塩素系薬剤による殺菌が有効である。

⑴冷却塔の出口水温は、外気の湿球温度より低くすることはできない。

2.

平成２６年度Ａ[問題　No.３９]冷却塔に関する記述のうち、適当でないものはどれか。

⑶冷却水のスケールは、硬度成分が濃縮されて塩類が析出したもので、プローダウンなどによりその発生を抑制できる。

⑵冷却塔の冷却水入口温度と出口温度の差を、レンジという。

⑴冷却塔の微小水滴が気流によって塔外へ飛散することを、キャリオーバという。

⑷冷却塔の熱交換量は、主に外気乾球温度と冷却水入口温度の差に左右される。

3.

平成２４年度Ａ[問題　No.４０]冷却塔に関する記述のうち、適当でないものはどれか。

⑷冷却塔の入口水温と外気の湿球温度の差をレンジという。

⑵密閉式冷却塔は、開放式冷却塔に比べて風量が多くなり、騒音が大きい。

⑴冷却水系におけるスケールは、ほとんどが炭酸カルシウムである。

⑶冷却塔の微小水滴が、気流によって塔外へ飛散することをキャリオーバという。

4.

令和元年度Ａ[問題　No.３９]冷却塔に関する記述のうち適当でないものはどれか。

⑶冷却塔の微小水滴が、気流によって塔外へ飛散することをキャリーオーバーという。

⑵開放式冷却塔で使用される送風機には、風量が大きく静圧が小さい軸流送風機が使用される。

⑷冷却塔の冷却水入口温度と出口温度の差をアプローチという。

⑴密閉式冷却塔は、熱交換器などの空気抵抗が大きく、開放式冷却塔に比べて送風機動力が大きくなる。

5.

平成２０年度Ａ[問題　No.３９]冷却塔に関する記述のうち、適当でないものはどれか。

⑴冷却水系のスケールは、補給水中の硬度成分が濃縮し塩類が析出したもので、ブローダウン等によりその発生を抑制できる。

⑶レンジとは、冷却水入口と出口の水温の差をいう。

⑵アプローチとは、冷却水の冷却塔出口水温と入口空気湿球温度との差をいう。

⑷向流形と直交流形を比較すると、一般に、向流形は塔の高さが高く、据付け面積が大きい。