1級管工事（水道施設）

1.

令和３年度Ａ[問題　No.２６]上水道に関する記述のうち、適当でないものはどれか。

⑴凝集池は、凝集剤と原水を混和させる混和池と、混和池で生成した微小フロックを大きく成長させるフロック形成池から構成される。

⑵取水施設は、取水された原水を浄水施設まで導く施設であり、その方式には自然流下式、ポンプ加圧式及び併用式がある。

⑷送水施設の計画送水量は、計画1日最大給水量（1年を通じて、1日の給水量のうち最も多い量）を基準として定める。

⑶配水施設は、浄化した水を給水区域の需要家にその必要とする水圧で所要量を供給するための施設で、配水池、ポンプ、配水管等で構成される。

2.

平成２６年度Ａ[問題　No.２６]河川水を水源とする急速ろ過方式の上水道施設のフロー中、A,Bに当てはまる名称の組合せとして、適当なものはどれか。

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⑷沈殿池　着水井

⑴沈砂池　沈殿池

⑵沈殿池　沈砂池

⑶着水井　沈殿池

3.

平成２１年度Ａ[問題　No.２６]浄水施設に関する記述のうち、適当でないものはどれか。

⑷遊離残留塩素と結合残留塩素との殺菌作用を比べると、遊離残留塩素の方が大きい。

⑶残留塩素濃度は塩素注入量に比例し、有機物やアンモニア性窒素の量には影響されない。

⑴有機物等と塩素の反応によって、水中に有害なトリハロメタンが生成する。

⑵臭気物質等の処理を目的として、活性炭処理、オゾン処理等の高度浄水処理が用いられる。

4.

平成３０年度Ａ[問題　No.２６]上水道に関する記述のうち、適当でないものはどれか。

⑴導水施設は、取水施設から浄水施設までの施設をいい、導水方式には自然流下式、ポンプ加圧式及び併用式がある。

⑷浄水施設における緩速ろ過方式は、急速ろ過方式では対応できない原水水質の場合や、敷地面積に制約がある場合に採用される。

⑵浄水施設には消毒設備を設け、需要家の給水栓における水の遊離残留塩素濃度を0.1mg/L以上に保持できるようにする。

⑶送水施設の計画送水量は、計画日最大給水量（1年を通じて、1日の給水量のうち最も多い量）を基準として定める。

5.

平成２４年度Ａ[問題　No.２６]上水道施設に関する記述のうち、適当でないものはどれか。

⑷送水施設は、浄水場から配水池までの施設をいい、送水するためのホンプ、送水管などで構成される。

⑴導水施設は、取水施設から浄水施設までの施設をいい、自然流下式、ポンプ加圧式及び併用式がある。

⑵凝集池は、凝集剤と原水を混和させる混和池と、混和池で生成した微小フロックを大きく成長させるフロック形成池から構成される。

⑶緩速ろ過方式は、急速ろ過方式に比べて、濁度と色度の高い水を処理する場合に適している。