1級管工事(配管) 2022.10.092022.10.24 1. 令和4年度A[問題 No.41]配管材料に関する記述のうち、適当でないものはどれか。 ⑴水道用硬質塩化ビニルライニング鋼管の継手を含めた配管系の流体の温度は、40℃以下が適当である。 ⑵配管用炭素鋼鋼管の最高使用圧力は、1.0MPa程度である。 ⑶排水用硬質塩化ビニルライニング鋼管を圧力変動が大きい系統に使用する場合、その接合にはねじ込み式排水管継手を使用する。 ⑷排水用リサイクル硬質ポリ塩化ビニル管(REP-VU)は、屋外排水用の塩化ビニル管であり、重車両の荷重が加わらない場所での無圧排水用である。 2. 令和3年度A[問題 No.41]配管材料及び配管附属品に関する記述のうち、適当でないものはどれか。 ⑴圧力配管用炭素鋼鋼管は、蒸気、高温水等の圧力の高い配管に使用され、スケジュール番号により管の厚さが区分されている。 ⑵架橋ポリエチレン管は、中密度・高密度ポリエチレン管を架橋反応させることで、耐熱性、耐クリープ性を向上させた管である。 ⑶空気調和機ドレン配管の排水トラップの封水は、送風機の全静圧を超えないようにする。 ⑷蒸気トラップには、メカニカル式、サーモスタチック式、サーモダイナミック式がある。 3. 令和2年度A[問題 No.41]配管材料に関する記述のうち、適当でないものはどれか。 ⑴排水用硬質塩化ビニルライニング鋼管の接合には、排水鋼管用可とう継手のほか、ねじ込み式排水管継手が用いられる。 ⑵鋼管とステンレス鋼管等、イオン化傾向が大きく異なる異種金属管の接合には、絶縁フランジを使用する。 ⑶架橋ポリエチレン管は、中密度・高密度ポリエチレンを架橋反応させることで、耐熱性、耐クリープ性を向上させた配管である。 ⑷圧力配管用炭素鋼鋼管(黒管)は、蒸気、高温水等の圧力の高い配管に使用され、スケジュール番号により管の厚さが区分されている。 4. 令和元年度A[問題 No.41]配管材料に関する記述のうち、適当でないものはどれか。 ⑴圧力配管用炭素鋼鋼管は、350℃程度以下の蒸気や高温水などの圧力の高い配管に使用される。 ⑵配管用炭素鋼鋼管の使用に適した流体の温度は、-15〜350℃程度である。 ⑶硬質ポリ塩化ビニル管(VP)の設計圧力の上限は、1.0MPaである。 ⑷水道用硬質塩化ビニルライニング鋼管の使用に適した流体の温度は、60℃以下である。 5. 平成30年度A[問題 No.41]配管付属品に関する記述のうち、適当でないものはどれか。 ⑴圧力調整弁は、弁の一次側の圧力を一定に保つ目的で、ポンプのバイパス弁などに使用される。 ⑵温度調整弁は、通過流体の量を調整して、貯湯槽内の温水温度を一定に保つ目的で使用される。 ⑶フロート分離型の定水位調整弁は、主弁が作動不良の場合、フロートの作動により副弁から給水を開始又は停止するものである。 ⑷定流量弁は、送水圧力の変動が生じた場合においても流量を一定に保つ目的で、ファンコイルユニットなどに使用される。 6. 平成29年度A[問題 No.41]配管材料及び配管付属品に関する記述のうち、適当でないものはどれか。 ⑴圧力配管用炭素鋼鋼管は、蒸気、高温水などの圧力の高い配管に使用され、スケシュール番号により管の厚さが区分されている。 ⑵フレキシプルジョイントは、一般的に、接続口径が大きいほど全長を長くする必要がある。 ⑶排水用硬質塩化ビニルライニング鋼管を圧力変動が大きい系統に使用する場合、その接合にはねじ込み式排水管継手を使用する。 ⑷鋼管とステンレス鋼管など、イオン化傾向が大きく異なる異種金属管の接合には、絶縁フランジを使用する。 7. 平成28年度A[問題 No.41]配管材料及ひ配管付属品に関する記述のうち、適当でないものはどれか。 ⑴架橋ポリエチレン管は、中密度・高密度ポリエチレンを架橋反応させることで、耐熱性、耐クリープ性を向上させた配管である。 ⑵バタフライ弁に用いられる弁体は円板状であり、構造が簡単で取付けスペースが小さい。 ⑶配管用炭素鋼鋼管(白管)は、水配管用亜鉛めつき鋼管よりも亜鉛付着量が多く、良質なめっき層を有している。 ⑷衝撃吸収式逆止め弁は、リフト逆止め弁にばねと案内傘を内蔵した構造などで、高揚程のポンプの吐出し側配管に使用される。 8. 平成27年度A[問題 No.41]配管材料及ひ配管付属品に関する記述のうち、適当でないものはどれか。 ⑴圧力配管用炭素鋼鋼管は、350℃以下の蒸気や冷温水などの流体の輸送に使用できる。 ⑵単式スリープ形伸縮管継手は、単式べローズ形伸縮管継手に比へて継手1個当たりの伸縮吸収量が小さい。 ⑶配管用炭素鋼鋼管の最高使用圧力は、1.0MPaが目安である。 ⑷玉形弁は、リフトが小さいので開閉時間が速く、半開でも使用することができる。 9. 平成26年度A[問題 No.41]配管に関す 記述のうち、適当でないものはどれか。 ⑴水道用使質塩化ビニルライニング鋼管の使用に適した流体の温度は、継手を含めると40℃程度までである。 ⑵排水用硬質塩化ビニルライニング鋼管の接合には、MDジョイントのほか、ねじ込み式排水管継手が用いられる。 ⑶圧力配管用炭素鋼鋼管は、蒸気、高温水などの圧力の高い配管に使用され、スケシュール番号により管の厚さが区分されている。 ⑷架橋ポリエチレン管は、中密度・高密度ポリエチレンを架橋反応させることで、耐熱性、耐クリープ性を向上させている。 10. 平成25年度A[問題 No.41]配管材料及ひ配管付属品に関する記述のうち、適当でないものはどれか。 ⑴配管用炭素鋼鋼管は黒管と白管があり、最高使用圧力は1.0MPaが目安である。 ⑵水道用硬質塩化ビニルライニング鋼管の使用が適している流体の温度は、継手を含めると80℃程度までである。 ⑶玉形弁は、リフトが小さいので開閉時間が速く、仕切弁に比べて流体抵抗が大きい。 ⑷バタフライ弁は、円盤状の弁体が回転することによって開閉する構造で、仕切弁に比べて全開時の流体抵抗が大きい。 11. 平成24年度A[問題 No.41]配管付属品に関する記述のうち、適当でないものはどれか。 ⑴仕切弁は、流体の通路を垂直に遮断する構造で、半開の状態で使用すると弁体の背面に渦流を生じ、振動を生することがある。 ⑵玉形弁は、リフトが小さいので開閉時間が速く、仕切弁に比べて流体抵抗が小さい。 ⑶定水位調整弁は、パイロット管の圧力か低くなると、弁が開きメイン管より給水が行われるもので、受水タンクの外側で保守の容易な場所に設ける。 ⑷スモレンスキー逆止め弁は、リフト逆止め弁にばねと案内傘を内蔵した構造で、高揚程の揚水ポンプの吐出し側の配管立ち上かり部に使用される。 12. 平成23年度A[問題 No.41]配管及び配管付属品に関する記述のうち、適当でないものはどれか。 ⑴配管用炭素鋼鋼管は、製造方法によって鍛接鋼管と電気抵抗溶接鋼管(電縫鋼管)があり、最高使用圧力は1MPaが目安である。 ⑵水道用硬質塩化ビニルライニング鋼管の使用が適している流体の温度は、継手を含めると80℃程度までである。 ⑶仕切弁は、半開の状態で使用すると弁体の背面に渦流が生じ、振動を起こすことがある。 ⑷玉形弁は、リフトが小さいので開閉時間が短く、半開でも使用することができる。 13. 平成22年度A[問題 No.41]配管付属品に関する記述のうち、適当でないものはどれか。 ⑴スイング逆止め弁は、リフト逆止め弁に比べて、弁が開いた状態での開口面積が大きく、圧力損失が少ないので大口径まで使用される。 ⑵スモレンスキ逆止め弁は、リフト逆止め弁にばねと案内傘を内蔵した構造で、バイバス弁付きのものがあり、ポンプの吐出し側垂直配管に使用される。 ⑶単式スリープ形伸縮管継手は、単式べローズ形伸縮管継手に比べて、継手1個当たりの最大変位量が小さい。 ⑷フレキシプル形管継手は、軸に対して直角方向の変位を吸収するために用い、変位量が大きいほど全長を長くする必要がある。 14. 平成21年度A[問題 No.41]配管材料に関する記述のうち、適当でないものはどれか。 ⑴配管用炭素鋼管(白管)は水配管用亜鉛めつき鋼管よりも、付着力が強い良質なめつき層を有している。 ⑵水道用硬質塩化ビニルライニング鋼管の使用が適している流体の温度は、継手を含めると40℃程度までである。 ⑶架橋ポリエチレン管は、中密度・高密度ポリエチレンを架橋反応させることで、耐熱性、耐クリープ性を向上させた管である。 ⑷圧力配管用炭素鋼鋼管は、350℃以下の蒸気、高温水、冷温水等の流体の輸送用に使用される。 15. 平成20年度A[問題 No.41]配管付属品に関する記述のうち、適当でないものはどれか。 ⑴蒸気トラップは、放熱器や蒸気配管の末端などに取り付け、蒸気の流れを阻止して凝縮水と空気を排出するものである。 ⑵ボール弁は、圧力損失が少なく仕切弁や玉形弁に比べ設置スペースが小さいが、弁座がソフトシートであり耐摩耗性に欠け、気密性が低下しやすい。 ⑶排水用硬質塩化ビニルライニング鋼管には、ねじ込み式排水管継手を使用することはできない。 ⑷機器の配管接続部の材料と配管材料とでイオン化傾向が大きく異なる場合は、絶縁フランジを用いて接続する。 Time's up