平成21年度A[問題 No.10]
[問題 No.10]音に関する記述のうち、適当でないものはどれか。
⑴騒音計には、A特性、C特性及び平坦特性があるが、騒音レベルは、一般に、平坦特性を用いて測定した音圧レベルである。
⑵音の強さとは、音の進行方向に垂直な平面内の単位面積を単位時間に通過する音のエネルギー量をいい、単位はW/m2で表示される。
⑶音の大きさとは、その音と同じ大きさに聞こえる周波数が1,000Hzの純音の音圧レベルの値である。
⑷残響時間とは、音源を停止した後、音圧レベルが60dB減袞するまでの時間をいう。
平成21年度A[問題 No.10]解答
⑴適当ではない。
騒音計には、A特性、C特性及びZ特性があるが、騒音レベルは、一般に、A特性を用いて測定した音圧レベルである。
⑵適当である。
音の強さとは、音の進行方向に垂直な平面内の単位面積を単位時間に通過する音のエネルギー量である。単位はW/㎡で表される。
⑶適当である。
音の大きさは、その音と同じ大きさに聞こえる1,000Hzの純音の音圧レベルの数値で表示する。
⑷適当である。
残響時間とは、室温の音圧が定常状態に達したときに音を止め、その室内の平均音圧レベルが60dB減衰する(音のエネルギーが100万分の1になる)までの時間である。室内の残響時間は、発生音の音圧レベルの大きさにより変化しない。
正解:⑴