1級管工事（保温・保冷施工）

1.

平成２９年度Ｂ[問題　No.１５]保温・保冷・塗装に関する記述のうち、適当でないものはどれか。

⑶冷温水管の保温施工において、ポリエチレンフィルムは、防湿及び防水のため、補助材として使用される。

⑵室内露出配管の床貫通部は、その保温材の保護のため、床面より少なくとも高さ150mm程度までステンレス鋼板等で被覆する。

⑷塗装は、原則として、塗装場所の気温が5℃以下、湿度が85%以上、換気が十分でなく結露する等、塗料の乾燥に不適当な場所では行わない。

⑴ポリスチレンフォーム保温筒は、保温筒1本につき鉄線を2か所以上巻き締める。

2.

平成２７年度Ｂ[問題　No.１５]保温・保冷に関する記述のうち、適当でないものはどれか。

⑶ステンレス鋼板(SUS304)製貯湯タンクは、エポキシ系塗装により保温材と絶縁する。

⑴保温帯を2層以上重ねて所要の厚さにするときは、保温帯の各層をそれぞれ鉄線で巻き締める。

⑵事務室天井内の冷水管の保温仕様は、グラスウール保温筒、亜鉛鉄線及びアルミガラスクロスとする。

⑷横走り冷水管に取り付ける保温筒の抱合せ目地は、管の横側に位置するように取り付ける。

3.

平成２０年度Ｂ[問題　No.１５]保温に関する記述のうち、適当でないものはどれか。

⑵綿布､ガラスクロス､ビニルテープ等､テープ状のテープ巻きの重なり幅は原則として15mm以上とする。

⑶ステンレス鋼板製（SUS304）のタンクは、エポキシ系塗装により保温材と絶縁する。

⑷冷温水配管の保温施工において、ポリエチレンフィルムを補助材として使用する場合の主な目的は、保温材の脱落を防ぐためである。

⑴帯状保温材の鉄線巻きは、50mmピッチ（スパイラルダクトの場合は150mmピッチ）以下のらせん巻き締めとする。

4.

平成２８年度Ｂ[問題　No.１５]保温・保冷に関する記述のうち、適当でないものはどれか。

⑶ポリエチレンフィルム巻きの場合は一重ね巻きとする。

⑵保温筒相互の間げきは、出来る限り少なくし、重ね部の継目は同一線上にならないようにすらして取り付ける。

⑷グラスウール保温材の24K、32K、40Kという表示は、保温材の密度を表すもので、数値が大きいほど熱伝導率が小さい。

⑴ポリスチレンフォーム保温材は、水にぬれた場合、グラスウール保温材に比べて熱伝導率の変化が大きい。

5.

平成２４年度Ｂ[問題　No.１５]保温に関する記述のうち、適当でないものはどれか。

⑷ステンレス鋼板(SUS304)製貯湯タンクは、工ポキシ系塗装により保温材と絶縁する。

⑶事務室天井内の冷水管をグラスウール保温材で保温する場合の施工順序は、1.保温筒、2.鉄線、3.ポリエチレンフィルム、4.アルミガラスクロスとする。

⑵ポリエチレンフォーム保温材は、水にぬれた場合でも、グラスウール保温材に比べ熱伝導率の変化が小さい。

⑴グラスウール保温材の24K、32Kなどの表示は、保温材の耐熱温度を表すもので、数値が大きいほど耐熱温度が高い。