平成27年度A[問題 No.6]
[問題 No.6]流体におけるレイノルズ数に関する文中A,Bに当てはまる用語の組合せとして、適当なものはどれか。
レイノルズ数は、流体に作用する慣性力とAの比で表され、管内の流れにおいて、その値が大きくなり臨界レイノルズ数を超えるとBになる。
(A) (B)
⑴粘性カ 層流
⑵粘性カ 乱流
⑶圧縮カ 層流
⑷圧縮カ 乱流
平成27年度A[問題 No.6]解答
⑵適当である。
レイノルズ数:Reとは、管内の流体の流れが層流か乱流かを判断する数値である。
流れの慣性力と粘性力の比で表され、平均流速と管径に比例し動粘性係数に反比例する。
層流とは、液体分子が層を成して流れることをいう。
乱流とは、流体分子が不規則に入り混じる流れをいう。
$Re=平均流速×管径÷動粘性係数$
2,000程度より小さい状態は層流である。
4,000程度より大きい状態は乱流である。
層流から乱流に遷移するときの値を臨界レイノルズ数という。
水のレイノルズ数は温度上昇とともに大きくなる。
正解:⑵