1級管工事（三相誘導電動機）

1.

平成２９年度Ａ[問題　No.１２]三相誘導電動機に関する記述のうち、適当でないものはどれか。

⑴200V回路では、一般的に、定格出力11kW以上で始動装置を使用する。

⑷同期速度は、電動機の極数に比例し、電源の周波数に反比例する.

⑵三相の電線のうちいすれかの2線を入れ替えると、回転方向が逆向きになる。

⑶スターデルタ始動方式では、全電圧直入始動方式と比較して、始動トルクは$\frac{1}{3}$となる。

2.

令和元年度Ａ[問題　No.１１]三相誘導電動機に関する記述のうち、適当でないものはどれか。

⑶トップランナーモータは、銅損低減のため抵抗を低くしている場合があり、標準モータに比べて始動電流が大きくなる傾向がある。

⑷インバータで運転すると、騒音が増加することがある。

⑴インバータによる運転は、電圧波形にひずみを含むため、インバータを用いない運転よりも電動機の温度が高くなる。

⑵スターデルタ始動方式は、全電圧直入始動方式と比較して、始動電流を$\frac{1}{\sqrt{3} \\}$に低減できる。

3.

平成２７年度Ａ[問題　No.１１]三相誘導電動機に関する記述のうち、適当でないのはどれか。

⑵同期速度は、電動機の極数に比例し、電源の周波数に反比例する。

⑴スターデルタ始動方式は、全電圧直入始動方式と比較して、始動電流を$\frac{1}{3}$に低減できる。

⑶建築設備に使用されるものの電源には、一般に、三相3線式200Vが使用される。

⑷全電圧直入始動方式では、一般に、始動電流が定格電流の5~7倍程度流れる。

4.

令和２年度Ａ[問題　No.１２]低圧の三相電動機の保護回路に関する記述のうち、適当でないものはどれか。

⑴過負荷及び欠相を保護する回路に、保護継電器と電磁接触器を組み合わせて使用する。

⑶スターデルタ始動の冷却水ポンプの回路に、過負荷・欠相保護継電器（2Eリレー）を使用する。

⑵配線用遮断器と電磁開閉器を組み合わせた回路において、過負荷に対して、電磁開閉器より配線用遮断器が先に動作するように設定する。

⑷全電圧始動（直入始動）の水中モーターポンプの回路に、過負荷・欠相・反相保護継電器（3Eリレー）を使用する。

5.

平成２１年度Ａ[問題　No.１１]三相誘導電動機のスターデルタ始動方式の特徴として、適当でないものはとれか。

⑶始動から運転に入るときに、電気的、機械的ショックを生じる。

⑴巻線をスター結線で始動させ、テルタ結線で運転する方式で、減電圧始動方式の中では、比較的安価である。

⑵全電圧直人れ始動方式と比較して、始動電流を$\frac{1}{3}$に低減できる。

⑷一般に、軽負荷で始動できる5.5kW未満の電動機に多く用いられる。