平成24年度A[問題 No.7]

平成24年度A[問題 No.7]

[問題 No.7]熱に関する記述のうち、適当でないものはどれか。

⑴気体の定容比熱と定圧比熱は、ほば同じ値である。

⑵気体を断熱膨張させた場合、温度は低下する。

⑶白金は、温度が高くなると電気抵抗が大きくなるので、温度計として利用される。

⑷2種類の金属を接合した回路に電圧をかけると、一方の接点の温度が下がり、他方が上がるが、これをベルチェ効果という。

平成24年度A[問題 No.7]解答

⑴適当ではない。
 圧力一定のもとでの比熱を定圧比熱$C_P$といい、容積一定のもとでの比熱を定容比熱$C_V$という。
固体や液体は$C_p \fallingdotseq C_V$となり、気体は$C_P>C_V$となる。

比熱比とは定圧比熱を定容比熱で除した値であり、気体では常に1より大きい。

⑵適当である。
 気体を断熱圧縮した場合は、温度が上昇し、断熱膨張させた場合は温度が低下する。断熱圧縮で$P$(圧力)が上昇すると、$T$(温度)が大きくなる。逆に$P$(圧力)が下がると、$T$(温度)が小さくなる。

⑶適当である。
 ゼーベック効果は、2種類の金属を接合した回路の一方の接点を加熱して他方を冷却すると、接点間に熱起電力を生じる。

⑷適当である。
 2種類の金属を接合した回路に電圧をかけると、一方の接点の温度が上がり他方が下がる。これをペルチェ効果という。

正解:⑴