平成28年度A[問題 No.8]

平成28年度A[問題 No.8]

[問題 No.8]湿り空気の性質に関する記述のうち、適当でないものはどれか。

⑴湿り空気を露点以下の冷却コイルで冷却すると、絶対湿度は降下する。

⑵湿り空気を水スプレーで加湿すると、乾球温度は上昇する。

⑶飽和湿り空気の温度を上げても、絶対湿度は変わらない。

⑷飽和湿り空気の温度を下げても、相対湿度は変わらない。

平成28年度A[問題 No.8]解答

⑴適当である。

⑵適当ではない。
湿り空気線図1113-900

乾球温度 湿球温度及び比エンタルピー 絶対湿度 相対湿度
①冷水コイル 下がる 下がる 不変 上がる
②水スプレー 下がる ほぼ一定 上がる 上がる
③蒸気スプレー 上がる 上がる 上がる 上がる
④温水コイル 上がる 上がる 不変 下がる
⑤固体吸着減湿 上がる 上がる 下がる 下がる
⑥液体吸収減湿 上がる ほぼ一定 下がる 下がる

⑶適当である。

⑷適当である。

正解:⑵